アプリ開発者のためのアイデア発想戦略5選

アプリ開発をしようと思った時、皆さんはどうやってアイデアを探していますか?

「自然に思いつく」

「以前からどうしても作りたいアプリがあった」

なんて場合はいいけれど、実際には多くの人が困っているんじゃないかと思います。

そこで今日はアプリ開発のためのアイデア発想法を解説します。

以前、僕のツイッターで簡潔にまとめたところ好評だったので、

結構知りたい人が多いのかなと思います。

短くまとめたのでぜひ読んでみてください。

アプリのアイデア発想法5選

自分の痒いところを掻く

英語圏の個人開発界隈では、”Scratch Your Own Itch”と呼ばれる概念があります。

これを直訳したのが、「自分の痒いところを掻け」なのですが、要は自分のほしいものをつくれということです。

アプリの個人開発で一番大変なのが、作ったあとどうやってユーザーに知ってもらうか、というところだとおもいます。

せっかく時間をかけてアプリを作っても誰も使ってくれない、ユーザー0。なんてことも本当に多いです。

冗談でなく、自分すら必要としていないアプリを作ってしまうこともあります。

これが、もし自分が必要としていたアプリなら、最低一人はユーザーがいます。

そして、自分の問題は他の人にとっても問題である可能性があります。

もちろん、世界中の過半数が抱えている問題ではないでしょう。もしかしたらごく少数の人しか課題だと思っていないかもしれません。

Scratch Your Own Itch方式ではスケールできないという人もいます。

しかし、100人に一人、1000人に一人しか共感できない問題であっても個人開発者にとっては十分なユーザーを見込むことができます。

まずは、自分の日々の課題、問題を書き出してみましょう。

きっとソフトウェアで解決できそうな問題が見つかるはずです。

周りの人のために作る

他にも、周りの人の問題を解決してあげることができれば大きなチャンスに繋がります。

この考え方の要点はすでに存在しているコミュニティを顧客に変える、ということです。

先程も述べたとおり、個人開発で最も難しいのが顧客にどうやってリーチするかということ。

すでに在るコミュニティを利用できれば、この「どうやって顧客にリーチするか」という問題をクリアすることができます。

在るコミュニティに所属している、というのは言葉を変えるとそのコミュニティへのチャネルを手にしているということです。

たとえば、ツイッターをやっているならフォロワーさんの抱えている問題が解決できないか考えてみましょう。

彼らが共通しか変えている大きな悩みを解決して上げれば、ビジネスになるかもしれません。

先にコミュニティを作る

今度はコミュニティを先に作ってしまう方法をご紹介します。

個人開発者にとって最大の問題である「どうやって顧客にリーチするか」ですが、

製品より先にコミュニティを作ってしまうことで解決することができます。

コミュニティを作るには、まずは自分が専門とするニッチを決めます。

そして、バリューを提供していく中で自分のファン、顧客になってもらいます。

この方法の欠点は時間がかかること。

コミュニティが成長するまでは一銭も入りません。しかし、コミュニティが成長した暁には、収益を増やす大きな助けになってくれる方法です。

僕の知り合いには、ビジネス本を出版するために事前にオンラインサロンを開設し、

十分にバリューを提供しファンになってもらったところで出版を告知した、という方がいます。

非常にクリエイティブですね。

既存顧客に共通する課題を発見する

すでに顧客が存在しているなら、複数の顧客に共通している課題を新たな製品とする方法もあります。

たとえば、顧客企業の多くが売上情報のデータ化に悩んでいるとわかれば、そのソリューションとしてあらたなプロダクトを売り込めます。

これも、既存のコミュニティを利用するという戦略の応用でです。

既存のアプリを研究する

すでに高い人気を獲得している先行者から学びましょう。

すでに収益を上げているということは、そこにマーケットが在るということです。

どんな機能が必要なのか、どんなユーザーがどれだけ支払っているのか、徹底的に研究しましょう。

この戦略の良い点は、何もわからず市場に殴り込む前に、かなりの研究ができる点です。

あらゆる側面からビジネスモデルを研究し、マーケットを理解するよう努めましょう。

そして一旦理解できたら、そのマーケットにおいていまだ埋められていないニーズのこともわかってくるはずです。

(ある特定の製品がすべてのニーズを埋めるということはありえません)

すでに需要の在るところに製品を作るのですから、あとはより良い製品を作るだけです。

まとめ

個人開発者のためのアイデア発想法5選をご紹介しました。

これ以外にもアイデア発想法はたくさん知られていますが、まずはここでご紹介した5つの方法から取り組んでみるのが良いと思います。

ぜひ、試してみてくださいね。

参考:https://www.indiehackers.com/post/5-strategies-for-coming-up-with-business-ideas-ad1bff0ca3

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